2月、日本円の対人民元為替レート基準値が低下し続けており、2月25日時点で、同月の下げ幅は8.49%に達している。中国では、円安による機械・電気製品、家電製品、電子部品など高付加価値製品輸出への影響拡大の懸念が強まっている。26日付中国証券報が伝えた。
2012年年末から続く円安傾向による影響について、円安の中国経済への影響は限定的なものとなるとの見方がある一方で、中期的には中国経済へのマイナスの影響が大きいとの見方もある。しかし、中国の輸出、とりわけ機械・電気製品、家電製品、電子部品など高付加価値製品の輸出への影響が大きいというのが大方の見方である。