香港上海銀行(HSBC)が25日発表したデータによると、2月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は1月の52.3から低下し、50.4となり、4カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。また、中国製造業生産高指数の速報値は50.9で、同様に4カ月ぶりの低水準となった。26日付中国証券報が伝えた。
サブ指数を具体的に見ると、製造業新規受注数指数の伸びは鈍化し、新規受注指数(輸出のみ)は縮小に転じている。雇用指数の伸びも減速。受注残指数は縮小に転じ、製品価格指数と投入コスト指数の伸びは鈍化。購買品在庫指数は縮小に転じ、完成品在庫指数の縮小は減速。購買数量指数の伸びは鈍化し、サプライヤー納期指数は短縮傾向となった。
「中国証券報」より 2013年2月25日