中国証券報記者が中国人民銀行(中央銀行)から得た情報によると、銀行カードによる決済で発生する手数料が10年ぶりに引き下げられた。新しい料金基準は25日より実施された。2012年の銀行カード決済による消費額を基準に試算すると、今回の引き下げによって、銀行カードの支払機を設置している業者の手数料による支出が75億元以上減少し、下げ幅は20%を上回る。26日付中国証券報が伝えた。
手数料率の引き下げが商業銀行に与える影響について、人民銀は「2012年の銀行カード決済による消費額を基準に試算すると、商業銀行及び中国銀聯などのキャッシュカード関連事業各方面の手数料による収入の減少は75億元を上回る見込みだ」と述べている。
「中国証券報」より 2013年2月26日