中国証券監督管理委員会(証監会)関連部門の担当者は26日、全国の住宅積立金の株式運用に関する研究・準備作業が始動したことを発表した。現在、中国の資産管理業はイノベーションと発展の重要な時期にあり、証監会は積極的に各種の資産管理機関の発展に力を入れている。27日付中国証券報が伝えた。
証監会はファンドの運用・管理会社のイノベーション・発展を促進すること以外にも、私募ファンドの規範化と健全な発展を促進し、社会保障基金、保険資金、養老金(年金)資産、住宅積立金などの資本市場への投資の橋渡しとサービスを強化していく。また、銀行、保険、信託などの専門機関とその金融商品の資本市場への参入に対し、より良い条件を提供することに積極的に努める。更に、ファンドの管理会社を含む条件を満たす資産管理機関の上場及び株式発行を支援する。
「中国証券報」より 2013年2月27日