ドイツ紙:バービー人形の中国撤退 中国製造業の新動向を反映

ドイツ紙:バービー人形の中国撤退 中国製造業の新動向を反映。

タグ: バービー人形 中国製造業

発信時間: 2013-02-27 16:26:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

ドイツ紙ディー・ツァイトは2月25日、記事「中国南方、バービー人形が不要に」を掲載した。内容は下記の通り。

南方に位置する珠江デルタは、中国で経済力を持つ地域だ。現地の富の創出に貢献したバービー人形は現在、かつてのように歓迎されなくなった。

バービー人形の製造元の米マテル社は先週、中国の一部の生産能力をブラジルとインドに移転すると発表した。米玩具製造メーカーの広報担当者は、「人件費と輸送コストが続騰しており、中国で生産を行う輸出型企業は、中国に対する興味を失いつつある」と語った。マテル社は現在74%の商品を、中国南方の東莞・南海の2軒の工場で生産している。しかし現地では、バービー人形との別れを悲しむ人はほとんどいない。

広州中山大学の毛燕華(音訳)エコノミストは、「安価なプラスチック製玩具の、地域経済に対する貢献はわずかだ」と語った。同氏の計算によると、米国で10ドルで販売されているバービー人形から中国人労働者が得る給与は35セントのみで、マテル社が最大の利益を得ている。西側企業が得ている利益は、中国の工場の17倍に達することになる。

 

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