関係筋から得た情報によると、長いこと練られていた航空機エンジン重要科学技術特別プロジェクトは現在、国務院での審査が始まっており、近いうちに始動すると見られる。この特別プロジェクトには少なくとも1000億元の資金が投入される見込みで、主に国産の航空機エンジンを製造するための独自研究・開発・設計及び関連材料分野の支援に用いられる。28日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は「資金が本格的に投入されれば、中国航空工業のエンジン分野上場企業にとっての好材料となる。また、耐熱合金材料分野の上場企業の利益向上にもつながる。特別プロジェクトが実施され、技術が絶えず革新を続けることで、航空機エンジンが生み出す市場規模は計り知れないほど大きなものとなる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年2月28日