引き続き穏健な金融政策を実施するに当たり、以下の3点が示された。1、健全なマクロプルーデンス政策の枠組みを整備し、金融政策の逆サイクルの調整作用の発揮に努める。広義マネーサプライ(M2)の伸び率を13%前後とする。様々な金融政策ツールを総合的に運用することで、市場の流動性を調整し、通貨貸付の合理的な伸びを維持し、社会融資規模の適度な拡大に努める。金融政策の波及経路を充実させ、金融の監督・管理体制と金融政策の協調を強化し、監督・管理の基準と手法を絶えず合理化する。2、金融資源の配分の最適化を促進する。金融機関の経済構造調整への支援、特に「三農(農業・農村・農民)」、零細企業、戦略的新興産業などに対する金融面での支援を強化することで、国家の建設中・継続建設重点プロジェクトにおける資金需要を満たす。実体経済の融資ルートを拡大することで、実体経済における融資コストを引き下げる。資本市場の安定した健全な発展を促進する。3、金融システム全体を麻痺させるシステミック・リスク、地域性の金融リスクの発生を防ぐ。金融機関の着実な運営をサポートし、局部的・地域的なリスク及び金融機関の簿外取引のリスクに対する監督・管理を強化することで、金融面での支援による経済発展の持続性を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月6日