調査対象となった中国本土の上場企業のうち、女性が役員会に占める比率は21%に達し、世界平均の19%をやや上回った。この比率は女性が役員層全体に占める比率を下回っているが、72%の企業は、同比率に最低ラインを引くことに賛成している。
グラント・ソントンの徐華シニアパートナーは、「今回の調査によると、中国本土企業から、上場企業の役員会の性別比の改善を求める強い声があることが分かる。将来的に企業の役員会に、より多くの女性が参与するようになるだろう。しかし業務内容やポストの分配において、女性は依然として男性と対等の機会を得ていない。企業はより系統的に女性の職業生涯の発展を促すべきであり、強制的な割り当てでは理想的な効果を得ることができない」と指摘した。
「人民網日本語版」2013年3月11日