中国自動車工業協会が11日発表した自動車生産・販売データによると、2月の中国の自動車生産・販売台数が前月比でそれぞれ31.42%、33.42%の大幅減となったことが分かった。
春節(旧正月)要因の影響により、2月の自動車生産・販売台数がそれぞれ134万7200台、135万4600台に落ち込み、前月比でそれぞれ31.42%、33.42%減、前年同月比ではそれぞれ16.25%、13.56%減となった。ただ、1―2月で見ると、自動車生産・販売台数が前年同期比でともに14%以上伸びた。1―2月の中国独自ブランド乗用車の販売台数と市場シェアがいずれも一定の上昇が見られた。
海外ブランドを見ると、独・日・米・韓・仏の2月の販売台数はそれぞれ19万3700万台、10万1700万台、11万9900万台、7万8700万台、3万6500万台となり、前年同期比で日系車販売台数の落ち込みが大きかったことと対照的に、独系車が10%以上増加し、その好調ぶりが伺える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月12日