モバイル端末による消費は、ネット通販の未来となった。データによると、淘宝網(タオバオ)ワイヤレス事業の決済サービス・支付宝による決済総額の、タオバオ全体に占める比率が大幅に上昇し、2011年末の1.77%から約3.88倍の6.87%に達した。北京商報が伝えた。
タオバオワイヤレス事業部が12日に発表した「2012年度ECデータ報告書」によると、昨年末時点でタオバオの携帯版のアクセス数が3億件を突破し、昨年通年の取引総額も600%増で過去最高を記録した。
モバイルネットワークの急速な発展と同時に、業界関係者は、決済サービスのアップグレードが必要と指摘している。アリババファイナンシャルの関係者は、「信用決済のスタートは、モバイル端末による決済の成功率の向上を目的とするものだった。これは各銀行のモバイル端末の技術システムが成熟していないためだ」と語った。中国4大銀行を含む主流金融機関は、モバイルネットワーク事業を主戦場としていない。モバイル端末による決済の安全性・成功率・安定性には、改善の余地が残されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月13日