盛光祖前鉄道相が中国鉄路総公司の総経理及び会社法定代理人に任命された。
3月14日、国務院の批准を受け、正式に「中国鉄路総公司」が設立された。
新しく発足した中国鉄路総公司は資本金11兆360億元(約16兆円)の中国政府が直接管理する国有単独出資企業で、財政部が国務院を代表して出資者の職責を担い、交通運輸部、国家鉄路局が法律にのっとってこの企業の業務管理監督を行う。
中国鉄路総公司は鉄道の旅客運輸サービスを主に、多元化経営を行う予定だ。その業務内容には、鉄道への投資・建設計画の策定、国家鉄道網建設や出資案の提案、建設プロジェクトの初期作業、建設プロジェクトの管理、国家鉄道運輸業務の安全管理、鉄道の安全運行の主な管理、鉄道運輸の統一的な調整・指揮及び国家鉄道旅客運輸経営の管理が含まれるほか、国家レベルの公益性輸送業務、国家や国民生活に関する輸送、特別輸送、専門輸送及び災害救助輸送などの任務もこれまでどおり担当する。