北京交通大学経営学院の趙堅則教授は、「鉄道乗客輸送は深刻な赤字に陥っていることから、市場の調節に基づき、運賃が引き上げられるだろう。当然ながら具体的には、市場の状況に応じ、発改委の管理を受けつつ、より柔軟な価格設定が行われるだろう。例えばこのほど鄭州・蘭州鉄路局はピーク時以外の寝台価格を引き下げたが、これは将来的に運賃の柔軟な調整の常態になる可能性が高い。しかし全体的に見て、運賃は上昇すると見られる。貨物輸送価格は市場の需給バランスに応じ調整を行うため、全体的に大きな変化が生じることはない」と分析した。
中国工程院院士、中鉄隧道集団副チーフエンジニアの王梦恕氏は、「鉄道の今後の価格調整は、中国石油化工集団公司や中国石油天然気集団公司と同様、市場の法則に基づき、上げるべき時は上げ、下げるべき時は下げるようにすればよい」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月22日