JPモルガンの李晶・董事総経理兼中国区グローバル市場業務主管は昨日、今後の株式市場・不動産市場に関する最新の予想を発表した。李氏は、「株式市場は小幅変動を続け、不動産市場の第2・3四半期の取引件数と価格は減少・低下する可能性がある」と述べた。李氏は次の通り予想した。
中国の株式市場はすでに、金融危機の際の株価収益率に戻っている。四半期毎に10%の収益を得ることは不可能だ。しかし現在の中国の株価は高くなく、短期間内に急激に変動する可能性は低い。中長期的に見ると、株価の回復および中国経済全体の構造改革により、新しい優秀な企業が誕生する可能性があるが、これには一定期間を要する。
各方面の要素を総合的に考慮すると、中国株式市場は将来的に「ヘビ」の形状を呈し、今後は小幅変動を続け、急落・高騰する可能性は低い。