中国、ブラジルと通貨交換協定締結 上限1900億元
中国国務院の承認を経て、中国人民銀行は26日、ブラジル中央銀行と両国間通貨交換(スワップ)協定に調印した。両国間金融協力の緊密化、経済・貿易交流の利便化を図り、金融市場の安定を維持することが目的であるとされている。27日付中国証券報が伝えた。
発表によると、両国間の通貨交換規模の上限は1900億元・600億ブラジルレアル、期間は3年間。双方の同意により期間の延長が可能となっている。中国を除いた主要新興4カ国の中で中国とスワップ協定を締結したのは、ブラジルが初めて。