富士康国際、2012年下半期の損失額が大きく縮小
スイス銀行が25日発表した報告によると、携帯電話受託生産で世界最大手の富士康国際(フォックスコン・インターナショナル)の、2012年下半期の損失額が市場の予想を下回る9000万米ドルとなり、上半期の2億2600万米ドルから大きく縮小した。26日付中国証券報が伝えた。
損失額が減少した主な原因について、富士康国際は経営効率の向上、コスト削減および資産の売却によるものとしている。運営コストが適度に削減されたことで、同社の利益率が2.2%に好転し、スイス銀行が予想した-4%を大きく上回った。