3月26日付の『人民日報』の主要ニュースで、「中国農業のイノベーションが発展の助けに」と題した論説が掲載された。この論説を書いたのは米マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏である。
ゲイツ氏の投稿はこれが初めてではなく、2013年2月にも「イノベーションと勇気」とのタイトルで論説を投稿しており、自身の幼少期に遡り、イノベーションに対する認識や、生命を救うことのできるワクチンや科学技術に対する期待などについて語っている。
ゲイツ氏の論説は26日、『人民日報』の電子版・人民網と公式マイクロブログで真っ先に発表され、たちまち大きな反響を呼んだ。これを受け、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が運営するゲイツ氏の公式ブログでは、「農業のイノベーションを含め、中国はグリーン天然ガス、ワクチンの研究開発、医薬品の研究の全てにおいて豊富な経験を有している。その実力はアフリカの貧困救済に役立ち、生命の価値を高めることができる」とのコメントが発表された。