参加を申し込んだ代表の82%を企業の代表が占める。このうち世界500強に入る企業の会長やCEOが32人いる。周氏は「今回のフォーラムでは54回の討論を用意した。また、重要企業のために特別な手配もした。これはこのアジアと新興国の対話のプラットフォームを多国籍企業が重視していることを示すものだ」と述べた。
今年のボアオ・アジアフォーラムでは習近平主席を招き実業家との対話も用意した。これは年次総会史上初のことだ。
「交雑水稲の父」と讃えられる袁隆平氏も出席する。これまでの11回のボアオ・アジアフォーラムでは、農業分野の議題で対話や交流が行われたことはなかったが、今年は初めて農業分野の円卓討論会が催される。周氏は「食糧安全保障問題にみなが関心を寄せているからだ。人口の多いアジアにとっては特に重要だ。経済を研究するには、経済と関係し、国家の経済と人民の生活に関わる問題も研究する必要があると考え、今回食糧安全保障に関する討論を設けた」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月28日