とはいえ、中国の消費者を国内にとどめておきたいと思うのであれば、根本的な手を打つことが必要だ。第一に、内需と消費の促進というモデル転換の目標は、中国の税金をめぐる政策の全面的改革を要求している。現在の中国人観光客の海外消費熱をみると、ぜいたく品をめぐる税金や消費税に改革の必要があることがはっきりとわかる。第二に、消費需要をめぐる取り組みだけでは十分でなく、独自の消費ブランドをもつことがぜひとも必要だ。国際的な企業でなければ消費ブランドを提供することはできない。だが優れた消費ブランドの育成はそれほど簡単なことではなく、長い時間と良好な市場環境が必要だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月9日