春華資本集団の胡祖六董事長はこのほど、ボアオ・アジアフォーラム2013年年次総会で、「都市化は中国の内需拡大を力強く推進し、2年置きにオーストラリアと同規模の都市を誕生させることが可能だ」と語った。
胡董事長は記者のインタビューに応じた際、「都市化は中国の大きなチャンスだ。都市化の過程において、公共交通機関・情報網・電力・住宅などのインフラの需要を刺激できる。その他にも、医療サービス産業や教育産業など、サービス業の発展が促される。都市の中産階級は、住宅・自動車・携帯電話などの各種消費財を購入するだろう。そのため都市化は内需拡大の大きな原動力を持っている」と指摘した。
胡董事長は、「中国の都市化は、折り返し地点に達したばかりだ。今後2年置きに、中国の都市化の過程において、オーストラリアと同じ人口を擁する都市が誕生するだろう。今後10年間で中国には10のオーストラリアが誕生するわけで、内需を心配する必要はない」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月10日