【米AP通信 ボアオ・アジアフォーラム 4月8日】グローバル大手は本日、中国事業展開の際に政府の経済主導により直面している障害を減少させるよう、習近平国家主席に対して慎重に求めた。習国家主席は、より公平な市場環境を構築すると約束した。
初めてこの中国の国家主席と面会した数少ない場において、ペプシコ、サムスン、ボルボ、その他の企業(農産物から金融界に至るまで)の代表者が、それぞれ習近平国家主席と握手し、企業の発展を妨げている問題について慎重に口にした。
少ない直接的な批判のうち、ペプシコ・ヨーロッパのゼイン・アドバラCEOはより公平な待遇を主張し、農業分野の投資規制を公式に批判した。同氏は米国企業が投資を続けられるかは、中国が市場改革を推進するか否かにかかっていると述べた。
今回の面会は、習国家主席の他者と異なる点を示した。習国家主席は昨年11月に中国のトップリーダに就任してから、より直接的で率直な態度で人々に接している。