中国海関(税関)総署が明らかにした情報によると、中国の今年第1四半期の粉ミルク輸入量は、前年同期比23.7%増の24万トンに達した。うちニュージーランドからの輸入量が最多となった。中国が今年第1四半期にニュージーランドから輸入した粉ミルクは35.8%増の22万8000トンに達し、全体の95%を占めた。人民日報が伝えた。
国内の急速な消費拡大に伴い、中国の粉ミルク輸入量は近年増加を続けている。しかしオンライン代理店や海外通販サイトなど新たな供給ルートの発展に伴い、一部の輸入粉ミルクの品質保障が困難になる可能性がある。中国海関総署は関連部門と共同で、輸入粉ミルクの原産地などの管理を強化し、消費者に対して正規ルートを通じて輸入粉ミルクを購入するよう提案していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月11日