開催中の第41回ジュネーブ国際発明品展で、香港理工大学、北京大学、南京航空航天台学などの中国の大学が数多くの発明品を発表し、「メイド・イン・チャイナ」に慣れ親しんでいる世界に新たな「中国のイノベーション力」を示した。
これらのイノベーションの多くは中国の国情と関連している。例えば中国は紡績業・衣料品生産の大国であるが、香港理工大学の2件の発明は、衣料品の色と手触りの調整に役立てられるものだ。
中国は電子商品の製造大国であり、電子商品および医療機器向けの極小金属部品の生産に向け、多くの企業がすでに高速レーザー溶接技術を採用している。香港理工大学が開発した高速レーザー溶接検査技術は、数ミリ秒内に溶接の品質を計算・分析でき、高速でコストも低い。