米経済誌「フォーブス」の中国語版は15日、「2013年中国人富豪ランキング」を発表し、「超人」と呼ばれる長江実業グループの会長・李嘉誠氏が15年連続でトップに立った。大陸部の富豪の占める割合が50%に達し、中国人富豪の中で成長の主力になっている。「京華時報」が伝えた。
ランキングをみると、今年は資産額1億ドルを超える中国人富豪がさらに増加した。過去1年間の経済低迷を経ても、13年には資産額が10億ドルを超える中国人富豪は47人増えて245人に達し(増加率24%)、資産額の合計は1627億1千万ドル増えて7184億6千万ドルに達した(同29%)。ここから資産の伸びが人数の伸びを上回ることがわかり、冨が豊かな人へ急速に集中する傾向がうかがえる。