中国銀行業監督管理委員会は先般、『2013年地方融資プラットフォームのリスク監督・管理の強化に関する指導意見』を下達し、地方融資プラットフォームへの貸付規模を抑制するよう各銀行に求めた。16日付中国証券報が伝えた。
『指導意見』で、キャッシュフロー比率が100%以下或いは資産負債比率が80%を上回る地方融資プラットフォームへの貸付の割合が2012年を上回ってはならないと定められている。
また、新規貸付の供与で、次の5つの方向が提起された。一、公路(道路)法に該当する有料道路事業。二、国務院が審査・批准し、かつ自己資金払い込み済みの重要プロジェクト。三、『土地備蓄と融資管理の強化に関する通知』の要件を満たした国土資源部登録土地備蓄機関による土地収用。四、保障性住宅関連プロジェクト。五、プロジェクトが60%以上完了し、キャッシュフロー比率が100以上となっている建設中プロジェクト。そのほか、中国農業発展銀行の貸付範囲には、政策に合致する農地水利プロジェクトも含まれている。
「中国証券報」より 2013年4月16日