中国商務部のデータによると、第1四半期の中国の実質外資導入額が前年同期比1.44%増の299億500万米ドルとなった。3月の実質外資導入額は同5.65%増の124億2100万米ドルだった。19日付中国証券報が伝えた。
商務部の沈丹陽報道官は18日の定例記者会見で、中国の外資導入状況が安定しており、通年でも安定的な伸びとなるとの見方を示した。
沈報道官はまた、関係部門が消費促進策を検討していることを明らかにした。2013年の中国の社会消費財小売総額が「前低後高」の傾向となる。マクロ経済の一層の回復や消費関連投資の地合いの改善に伴い、第3、4四半期には消費の伸びが拡大する見込みで、消費の14.5%の年間成長率目標の達成は可能だという。
「中国証券報」より 2013年4月19日