自動車業界への「通貨戦争」の影響は軽視できない。円安が続く中、現在開催中の上海モーターショーで日系車は新車の発表を加速し、対中輸出とハイクラス車の中国製造を強化している。様々な兆しは、日系車が「復活」の機会をしっかりと捉えていることを物語っている。ある自動車メーカー上層部は「為替レートがどう変化しようとも、重要なのは戦略予測を行う際に通貨変動の要素をしっかりと考慮することだ」と指摘。中国での自動車製造コスト、価格が3年前にすでに米国と肩を並べたことを指摘し、今後は米国を下回るとの見方を示した。広州日報が伝えた。