中国船舶工業協会によると、第1四半期、世界造船業の新造船受注量の前年同期比伸び率、前期比伸び率はいずれも回復傾向にあり、中でも中国の新造船受注量の前年同期比伸び率は70%を上回った。23日付中国証券報が伝えた。
申銀万国証券のアナリストは「船舶建造費が歴史的な低水準に落ち込んでいることを背景に、関連企業による船舶建造需要が高まっている」と指摘する。
2013年第1四半期、中国国内の新造船受注量は957万積載重量トン(DWT)で、前年同期比71.1%増となった。第1四半期の世界の新造船受注量は2058万積載重量トンで、前年同期比で44%増となった。しかし、これは2011年同じ時期より低い水準である。
「中国証券報」より 2013年4月23日