中国国有資産監督管理委員会(国資委)の蒋潔敏主任は23日、国資委第1四半期経済情勢報告会議で、中央企業(中央政府直属の国有企業)の2013年の工業増加額(付加価値額)成長率が8%以上、利益伸び率が10%以上になるという目標を提起した。24日付中国証券報が伝えた。
国資委の統計データによると、中央国有企業の第1四半期の工業増加額は前年同期比7.3%増の1兆2400億元、営業収入は同7.1%増の5兆3700億元だった。蒋主任は「中央企業の生産・経営と収益状況は全般的に2012年第4四半期からの回復傾向を維持しているが、まだ自律的な景気回復の軌道に乗っていない。各産業セクターの発展はアンバランスで、中央企業の運営が直面している難題やリスクは依然多く、決して油断してはいけない」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年4月24日