香港上海銀行(HSBC)が発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値が予想を下回ったことを嫌気し、上海総合指数は23日に急落し、一日の下げ幅は2.57%で、約3週間ぶりの大幅安となった。24日付中国証券報が伝えた。
アナリストは「4月のHSBCの中国製造業PMI速報値が50.5%で、3月に比べ1.1ポイント低下し、市場の予想を大きく下回った。サブ指数の中でも輸出新規受注数指数が48.6%まで下がり、4月に入ってから初めて、景況の改善・悪化の分岐点である50を下回ったことで、輸出が依然低迷していることを示し、市場は再び自信を失っている」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年4月24日