ロウ・オーストラリア中央銀行副総裁は先般、5%を上限に外貨準備資産の中国国債での運用を検討していることを明らかにした。オーストラリアの中国の政府債に投資することは初めてとなる。25日付中国証券報が伝えた。
メディアの報道によると、ロウ副総裁は24日、訪問先の上海で、経済界関係者を前に、「オーストラリア中央銀行は、5%を上限に外貨準備資産の中国国債投資を計画している」と述べた。今のところ、初期投資枠はすでに中国の中央銀行である中国人民銀行によって与えられており、投資関連の取り決めの締結に向けた協議が続いているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月25日