中国社会科学院は昨日、「2013年度投資白書発表会(都市化・投資シンポジウム)」を開催した。同院の社会科学文献出版社と中国建投投資研究院が共同発表した同白書は、中国の今年の住宅価格は全体的に安定化に向かうとし、中国の住宅市場に投資するぐらいならば米国の不動産に投資した方が良いと提案した。同白書の内容は下記の通り。
中国の今年の不動産市場の需要は小幅増を維持し、不動産開発への投資増加率は低下を続け、通年で約14%になり昨年をやや下回る。経済の安定成長維持、不動産購入抑制策の強化、都市化発展の推進といった政策調整による影響を受け、2013年の不動産価格は全体的に安定化に向かう。