アップルはスマートフォン(多機能携帯電話)とタブレットコンピューターの両市場の開拓者であり、サムスンはタブレットコンピューターとスマートフォンの両市場で次々と突破口を開いてきた。楊董事長はアップルとサムスンの挑戦を前にして、聯想は2年以内に自社のタブレットコンピューターのシェアをノートパソコンのシェアと同じレベルに引き上げると述べ、また伝統的なPC業務は引き続き聯想に利益をもたらしてくれる「穀倉地帯」だとの見方を示した。
中国モバイルインターネット産業連盟の李易秘書長(事務局長)は、聯想が2年でサムスンとアップルに肩を並べることを計画しているとすれば、それは非常に過酷な目標だと評した。「この目標は少し大きすぎた。聯想がPC市場で王者になれたのは、PC産業で欧米企業が争いを望まなかったからだ。だがPCプラスアルファ産業 はまだ発展している最中で、国内だけでも、聯想よりうまくやっている企業は枚挙に暇がない。」(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月25日