四川省雅安市蘆山県で20日発生した大地震について、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、「中国経済への影響は限定的」とする記事を掲載した。
記事の内容は以下の通り。
今回の地震は中国が低成長、インフレリスクへの対応に努めていたさなかに発生したが、これまでの状況から中国経済への影響は限定的と考えられる。
四川は中国で人口の最も多い省のひとつ。戦略的条件は重要で、急速成長をつづける西部地区への窓口だ。しかし経済的には依然として、あるべきの役割を発揮しておらず、2011年会計年度の域内GDPは2兆1千億元と、全国のわずか4%にとどまっている。