世界最大の多国籍コンサルタント・グループ、デロイト社の中国金融サービス業中核的研究拠点(COE)は7日、「2013年、人民元のグローバル化プロセスの発展は加速し、人民元建てクロスボーダー決済規模が急速な成長を続けることで、人民元オフショア市場の規模と奥行きもより一層拡大する。中国資本の銀行は、安定して海外経営ネットワークの構築を推進すると同時に、海外M&Aを慎重に進めると見られる」との見通しを示した。8日付中国証券報が伝えた。
金利の市場化が加速していることを受け、中国銀行業の2013年の利益伸び率は正常な状態に戻り、従来の収益モデルを転換し、積極的に資産・負債構造を調整し、収益ルートを拡大すると見られる。
「中国証券報」より 2013年5月8日