中国国務院の李克強総理は6日、国務院常務会議を開き、2013年の経済体制改革深化に向けた重点任務に関する取り決めを行った。会議では、金利・為替レートの市場化改革措置を着実に推進することが提起された。7日付中国証券報が伝えた。
金利の市場化を促進することは今や、銀行業の共通認識である。専門家や業界関係者の多くが、「現在の流動性が比較的緩和傾向にある中、2013年の預金金利変動幅の上限はより一層拡大され、基準金利の1.2倍まで引き上げられる可能性がある。しかし、2012年6月のように、預金金利変動幅の上限と貸出金利変動幅の下限が同時に調節されることはない」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年5月7日