2012年11月の中国国務院の全国冬・春農地水利インフラ建設テレビ電話会議以降、中国の年1回の冬・春農地水利インフラ建設が正念場を迎えた。中国証券報の記者が先般得た情報によると、3月末時点で、2012年の冬から2013年の春にかけての中国の水利インフラ建設の投資総額は2893億元に上り、既に計画の95%を達成している。7日付中国証券報が伝えた。
農地水利インフラ建設関連の上場企業の2012年の業績は目を見張るものがあるが、2013年第1四半期の収益は芳しくない。アナリストは「農地水利建設は季節要因に左右されやすく、毎年冬から春にかけては、建設の閑散期である。しかし、3000億元近くの資金投入が着実に実行に移されるにつれ、水利関連上場企業は新たな受注ブームに沸き、同業種は通年の業績の確固たる基盤を築くことが期待できる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年5月7日