中国人民銀行(中央銀行)は今週、4月の金融統計データを発表する見通しである。多くの機関が、4月の新規人民元建て貸付額は8000億元前後となり、3月に比べ、やや縮小すると見ている。6日付中国証券報が伝えた。
中国交通銀行チーフエコノミストの連平氏は「第1四半期の経済データが予想を下回ったことは、経済成長率の回復がやや鈍化していることを示しており、成長力のより一層の強化が必要である。貸付需要は比較的緩やかになっており、4月の新規貸付額は8000億元以下まで縮小する可能性がある」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年5月6日