どの大学で学ぶのが億万長者への近道だろうか。米国のハーバード大学だ。英国のあるメディアがこのほど発表した世界の大学卒業生の資産状況に関するランキングによると、ハーバード大は卒業生に2964人の億万長者がおり、世帯資産の合計が6220億ドルを超えるという抜群の「成績」で再びトップに立った。「広州日報」が伝えた。
このランキングは各大学の世帯資産が2億ドルを超える卒業生を対象に、収入、不動産、その他の資産を計算して作成したものだ。
▽ハーバード卒・世帯資産20億ドル以上は52人
同ランキングの上位15校はすべて米国のアイビー・リーグ連盟に所属する名門私立大学やその他の私大だった。上位10校は上から順に、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、スタンフォード大学、コロンビア大学、ニューヨーク大学、シカゴ大学、マサチューセッツ工科大学、イェール大学、コーネル大学、プリンストン大学。
豊かさについてみると、ハーバード大の卒業生には世帯資産が20億ドルを超える卒業生が52人おり、マイクロソフトの前会長のビル・ゲイツ氏やブラジルの銀行家ジョージ・レーマン氏もここに含まれる。金融界の大御所とされるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)も同大の卒業生で、世帯資産は4億ドルに上る。注目されるのは、同大卒の億万長者で女性は8%にとどまるということだバージニア大学は11位で、米国の公立大学の中で最も上位に入った。だが順位よりも誇るべきことは、この大学の卒業生は裸一貫から身を起こした人の割合が最も高く、87%にも上るということだ。