中国保険監督管理委員会(保監会)は先般、『保険会社業務範囲等級別管理弁法』を発表し、保険会社の業務範囲を基礎業務と発展業務の二つの等級に分け、業務参入と撤退に関する条件を定めることで、保険業の専門化、差別化に向けた発展を促進し、保険会社の集約的且つ綿密な運営を後押しすることを目指す。9日付中国証券報が伝えた。
弁法は各業務に対応する参入条件を定め、保険会社を新たに設立する場合は、基礎業務の申請しかできない。保険会社が業務範囲を変更する場合は、保監会の承認が必要であり、基礎業務の基本三項目の経営資格を獲得した上で、初めて発展業務の申請を行うことができる。支払い能力に欠けている、或いは法律・規定に対する重大な違反行為があった保険企業について、保監会は新業務の資格付与を中止或いは業務範囲を制限するよう命じることができる。
「中国証券報」より 2013年5月9日