市場の注目を集めている「新三板(店頭市場)」の試行範囲拡大案が既に、上級機関に報告されていることが16日明らかになった。新三板の範囲拡大に向けた2本の推進ルートのうち、関連部門は一気に目標を達成するほうに賛同し、試行範囲をハイテク産業パークの企業4社から国内の全ての条件を満たす企業へと拡大した。17日付中国証券報が伝えた。
先般開催された中国国務院常務会議は、2013年経済体制改革の進化に向けた重点的取り組みに関する取決めを行った。会議は、中小企業株式譲渡システム試行範囲拡大案を打ち出すことを決定した。全国中小企業株式譲渡システム公司の取締役会長・楊暁嘉氏は先般、新三板の試行範囲の更なる拡大に向けた条件は既に整っていることを明らかにした。
「中国証券報」より 2013年5月17日