中国国家行政学院決策諮詢部副主任、元国家外匯管理局(外匯局)資本項目管理司副司長の陳炳才氏は16日、「米国や欧州、日本による量的金融緩和の拡大、世界規模の新たな利下げ局面の出現に伴い、短期的な利益を求めて、巨額の資金が絶えず新興国市場に流入しており、中国は資金の大規模な流入という巨大な圧力に直面している」との見方を示した。17日付中国証券報が伝えた。
中国証券報:2013年に入ってから、中国へのホットマネーの流入が加速しているが、今後の資金の動向をどのように見ているか。
陳炳才氏:金利差、裁定取引(アービトラージ)による利益を得るため、ホットマネーはクロスボーダーで流動している。2012年12月以来、大量のホットマネーが中国に流入している。当然、人民元高観測が強まったことも為替相の上昇傾向を招き、海外資金の国内への流入増加につながった。今後、ホットマネーの流入は続く可能性がある。世界各国の経済成長がいずれも低迷する中、中国は依然、世界で最も経済成長が速い主要経済国である。