中国社会科学院の李楊副院長は先般、中国証券報の独占インタビューに応じ、「今後5年、10年ないし20年における中国経済のお主なけん引役は都市化である」と指摘した。23日付中国証券報が伝えた。
「新型都市化は中国人の総合的な資質・素養を高め、生活水準を向上させ、身分の差異で多くの人が制限を受けている状況から脱却し、最終的には中国の都市部と農村部の二元構造を打破することである」と李副院長が見ている。
都市化プロセスにおいて、どのように質の高い成長を実現するのかについて、李副院長は「経済で問題が発生するたびにすぐさま規制し、きちんと把握せずに強力な規制を行ってはいけない。同じ分野の中で、似たような方法を利用して規制を繰り返すことはよくない。強制措置は今後極力避けるべきである」とも指摘した。
「中国証券報」より 2013年5月23日