中国社会科学院経済研究所が先ごろ発表した2013年度の『産業青書』によると、中国は自動車生産・消費大国になったが、世界の産業チェーンにおいて主に組み立てと部品の製造を担当し、2011年の中国の自主ブランド車の利益の95%以上が合弁企業に持っていかれていることがわかった。
『産業青書』によると、2012年9月現在、中国の世界シェアは11%を超え、貿易の競争力が向上している。
中国の労働力の質はまだ急上昇の時期にある。『青書』は、2020年まで中国の労働力の質は大幅に向上し、25歳以上の労働者が受けた教育年数の平均は8.56年から10.2年に拡大すると分析。中国は、質的な人口ボーナスによる経済成長と産業グレードアップの新しい10年を迎えると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月22日