中国食肉最大手の「双匯国際」は29日、米豚肉加工大手スミスフィールド・フーズを買収すると発表した。スミスフィールド・フーズの全株式が「双匯国際」買収の対象となり、買収総額は71億米ドルに上る。中国企業による米国企業の買収では過去最大規模になるという。
「双匯国際」の主席・双匯集団会長の万隆氏は、「双匯にとって、スミスフィールド・フーズ買収の目的は優位性の相互補完、双匯の世界拡張の足取りを加速させることにある」と述べた。この買収案件は外国企業による米国企業買収であるため、関連手続きは「対米外国投資委員会」の承認を取得する必要がある。
「中国証券報」より 2013年5月30日