日本自動車メーカーの中国生産台数は今年4月になり、全体的に反転増のすう勢を見せている。中国で生産を行なっている大手自動車メーカーのうち、4社の生産台数が前年同月比で増加している。
日本車の4月の中国生産台数は27万7461台に達し、昨年4月の26万8597台より3.3%の小幅増となった。中日両国の釣魚島問題が昨年9月より、日本車の中国生産・販売に悪影響をもたらした。今年1月の季節要因により、一部の日本自動車メーカーは生産・販売台数の反転増を実現したが、4月の増加はそれよりも高い説得力を持つ。
日本3大自動車メーカー(トヨタ・日産・ホンダ)の増加が最も顕著で、4月の中国生産台数はそれぞれ8.7%・7.1%・5.9%増となり、トヨタの増加率が最高となった。しかし1−4月の生産台数を見ると、その減少率は同じくトヨタ・日産・ホンダの順となり、それぞれ11.0%・9.2%・6.9%減となった。三菱も4月に、中国生産台数の反転増を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日