モノのインターネットの応用で最も現実的かつ将来性のある分野として、インテリジェント交通が挙げられている。2015年までに、中国のインテリジェント交通市場の規模は1500億元に達すると予測されている。5日付中国証券報が伝えた。
ここ数年、市場規模の急拡大に伴い、中国インテリジェント交通分野の大型受注が年々増加し、同業種の集積度の向上を促している。今後、市場シェア5%以上の企業が現れる可能性が大きいと見られる。
中国住宅・都市農村建設部は向こう3年間に、国家開発銀行と連携し、800億元を投下して「スマートシティ」建設を試験的に実施する計画である。インテリジェント交通は「スマートシティ」建設の重要内容でもある。アナリストは、「インテリジェント交通産業の1000万元以上の大型受注が急増しており、これは同業種のリーディング企業の発展にプラスとなる」と見ている。
「中国証券報」より 2013年6月5日