蔡主任は、「ネット安全は複雑な問題だ。各国のインターネットの普及程度、社会の情報化水準、文化伝統、法規定がそれぞれ異なっているため、ネット安全への関心にも差がある。相互理解、相互参照、小異を残し大同に就くことにより、各国のネット安全保障の取り組みを十分に尊重するべきだ。中国は他国のインターネット発展・改善の経験の学習を重視しており、ネット犯罪の撲滅、ネット法整備の強化、公共教育の強化などで、世界各国と幅広く深い交流と提携を実施したい」と述べた。
蔡主任は、「メディアは現在、社会生活においてますます重要な役割を果たしている。メディア間の交流は、国家と国家、国民と国民の相互理解・相互尊重の重要なルートになっている。タイム・ワーナーやドリームワークスを含む多くの世界的に有名なメディアグループが、中国と長期的な友好関係を築いている。これらの企業が自社の資源と強みを十分に活用し、中国を客観的にありのまま紹介し、世界の人民の中国に対する理解を深めることに期待している」と語った。
企業の代表者らは、「同フォーラムの出席により、中国経済発展の絶好のチャンスに対する理解を深められた。中国経済は急成長しており、文化・情報産業が巨大な発展の潜在力を秘めている。中国と情報産業、特にインターネットの交流と提携を強化し、公平・公正な競争環境でウィンウィンを実現したい」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月7日