天津力神研究院動力電芯開発部の張娜部長は先般、世界的に見て、2000―2025年は、鉛酸電池とリチウム電池が速い伸びを示し、中でもリチウム電池の成長ペースがトップをキープするとの見方を示した。今後リチウム電池の年平均成長率が25%前後に維持し、生産コストも低下し続けるという。7日付中国証券報が伝えた。
華泰証券研究所はまた、2012年の世界のリチウム業の生産量は炭酸リチウム換算で16万トンに達し、うち30%が電池製造に利用され、これら電池の90%近くはモバイル設備に利用されたとしている。モバイル・インターネット時代の1人当たり電気消費量が幾何級数的伸びとなり、スマートフォンなどのインテリジェント端末の普及速度とリチウム電池のレベルアップの状況に基づいて推算すると、2011―2015年の消費電子分野における炭酸リチウム材料使用量の年平均成長率は24.7%になる。
「中国証券報」より 2013年6月7日