6月5日に海外メディアが報じたニュースによると、世界のスマートフォン市場の54%をアップルとサムスンが占めている。双方がトップ争いする中、中国から3つの強力なライバルが現れた。ファーウェイ、レノボ、シャオミー(小米)である。
レノボ
「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙の記事によると、レノボは資金力に優れ、様々な企業と積極的に合資企業を成立させており、世界スマートフォン市場において有利な位置にある。レノボは、PC分野での大きな成功に続くものとしてスマートフォン事業に期待を寄せており、他企業との連携を通じて良好なブランドイメージを確立させたいと願っている。現在、同社のPC事業がパッとしない状態になりつつあるだけに、この願いはさらに切実なものとなっている。
ロイターによれば、レノボが最近話し合った企業は日本のNECだ。NECとはすでにPC事業で様々な協業が行われているが、今回の協議では、移動電話の合資企業を設立することや、レノボが完全にNECを買収するかどうかなどが話し合われた。同時にブラックベリーやノキアも、レノボが触手を伸ばす協業相手だ。