ファーウェイ
アメリカ議会の調査は、ファーウェイ及びその他の大手中国携帯企業がアメリカの産業発展に脅威をもたらすと結論付けた。その後、ファーウェイの世界的名声はやや落ちてしまったが、同社の中国携帯市場の拡大と世界市場での発展は疑う余地がないだろう。
ファーウェイは世界第3位のスマートフォンメーカーである。2012年の同社の販売数は前年比で74%増加した。今年、同社のスマートフォンの販売数は前年比倍増となる5000万~6000万台に上ることが予想されている。現状は世界的なビッグブランドに数えられていないが、その販売数には目を見張るものがある。
香港国信証券のアナリストはブルームバーグ社に対し、「ファーウェイはハイエンドスマートフォンを製造できる中国唯一のメーカーであり、4コアCPU搭載のスマートフォンを作ることができる唯一の中国ブランドだ」と述べている。今年の初め、TechRiceのブログで、中国人が使っているスマートフォンは一定の期間を経た後、「当初は外国ブランドが全市場を独占するものの、そのうち中国ブランドが追い付き、最終的にはたくさんの無名の中国携帯メーカーがミドル、ローエンドの市場を占めることになる」と分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月10日